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ロケットによる地域振興 - 税理士法人 旭総合事務所

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ロケットによる地域振興

公開日:2019年06月14日(金)

みなさま、こんにちは。
今回ブログ担当の(き)です。


先日、つみたてNISAやiDecoなどの投資先として有名なひふみ投信を運営されている
レオスキャピタルワークスさんのセミナーに参加してきました。

 

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同社は5月に北海道大樹町にて打ち上げられたインターステラテクノロジズ社
日本初の民間ロケット「宇宙品質にシフトMOMO3号機」のスポンサーを
していたということもあり、それを受けて同社の社長を招いて、
ロケット事業に関しての苦労話やなぜ今ロケット事業が盛り上がって、
世界的にもユニコーン企業が乱立しようという状況になっているのか、
についてのお話をうかがうことができました。

 

【ご参考】

観測ロケット「宇宙品質にシフトMOMO3号機」打ち上げについて お礼とご報告


同社が行っている小型ロケットは 社長が講演中に“衛星の運送屋”と話されていた通り、
それぞれの企業などの細やかなニーズに合わせて打ち上げられるだけのコスト構造になりつつあるとのこと。
世界的に見れば、自然災害が発生したときに道路や橋の状況を時間ごとにチェックして対応に役立てたり、
石油タンクの備蓄量や工場や港での出荷待ちの自動車の台数の計数などをチェックすることで
経済指標の出る前に経済活動の様子をウォッチできたりといったニーズがあるとのこと。

まだ実験段階のロケットですが、北海道大樹町が宇宙のまちづくりを縹渺して
航空や宇宙分野での実験などを誘致している関係で、ふるさと納税でロケットの打ち上げを
支援できるしくみも整っているとのことでした。


【ふるさと納税(北海道大樹町)】
MOMOの打上げ実験成功!次のステージは商業化へ!
誰もが宇宙に手が届く未来をつくる「宇宙のまちのロケット開発応援プロジェクト」

 

 

日本政策投資銀行の推計によると、北海道でロケットの打ち上げと
今後同社がやろうとしている試みが成功した場合、267億円程度の経済効果があると
見込まれているので、地方再生も含めて、今後の同社の動きには注目かな?と思いました。