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外国人技能実習制度
みなさま、こんにちは。
今回ブログ担当の(う)です。
昨今、テレビでも何度か取り上げられ、耳にすることも多くなった
外国人技能実習制度ですが、お客様の会社でも導入するということで、
一緒にベトナムへ行ってきました。
訪問の目的は、現地の送り出し機関が募集し選抜した希望者の中から、
採用者を決定することです。
今回は9人面接して、3人採用とあらかじめ決められていました。
流れとしては、1日目午前中に一人ずつ面接し、その場で採用者を決定
→ 午後、送り出し機関が運営する全寮制の日本語研修センターの見学
→ 翌日、家族面談という形でした。
採用決定者は、日本語研修センターで半年間勉強したあと、日本に来ることになります。
日本語研修センターでの見学では、朝から晩まで勉強する時間割や、
決して恵まれた環境とはいえない施設で軍隊のような集団生活を送っていることを
目の当たりにし、また、色々と説明を聞いていくなかで、そこでの学費は、
ベトナムの平均収入からするとかなりの金額になるということも分かりました。
今回、実際に現地での面接を経験したわけですが、応募者一人ひとりが本当に真剣で、
生半可な気持ちではないのだろうなということをひしひしと感じました。
そして家族面談では、皆さん送り出すことに心配な気持ちもあるなかで、
採用者の親や祖父母、兄弟の方々に、「よろしくお願いします」と頭を下げられるのです。
受け入れる側も、本当にしっかりと考えて準備をしなければならないと肝に銘じました。
最後に、ベトナムという国について感じたことは、これから間違いなく経済発展する
ということ。今の日本では感じられない街の熱気と、若者の多さが印象的で、
インフラの整備はまだまだですが、開発はどんどん進んでいます。
それからやはりバイクの量と、これでもかとクラクションを使う運転、かなりアバウトな
交通ルールに圧倒されました。
食べ物も青いアイツ以外は全部美味しかったです!
基本的に親日ということもあり、全体としてとても良い印象を受けました。
ああ、パクチーさえなければ…