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ミナペルホネンの展示を観に行ってきました(去年の秋)
みなさま、こんにちは。
今回ブログ担当の(む)です。
随分前の話になってしまいますが、ある日の休日です。
ちょっと美味しいコーヒーを飲んで、ゆっくりした時間を過ごしたくて、
友人と清澄白河をぶらぶらしていると、なにやら素敵な建物を発見!
ちょっと新しくなった東京都現代美術館でした。
インテリアのお店でミナペルホネンさんの布を張ったイスを見かけて
ちょっと気になっていたところ、
この展示と遭遇。「ミナペルホネン~つづく~」に行ってみました。
デザイナーの皆川明氏が1995年に設立したブランド、ミナ ペルホネン。
東京スカイツリーのユニフォームデザインのデザイナーとしても有名らしいです。
設立当初は“mina”という名前で活動を行っており、
高校生の頃にファッション誌でよく見かけていました。
当時は刺繍された蝶のモチーフがブランドのアイコンになっており、
ふんわりとしていて優しく素朴なイメージ。
私のすきな服の雰囲気とは違っていて、かわいいけどファンシーすぎる印象でした。
でも、この展示を見てミナペルホネンへの印象が大きく変わりました。
かわいいだけじゃなくて、優しく強いブランドだと感じています。
設立から25周年。100年つづくブランドを目指して、
ブランドと人との関わりをいろんな方向から振り返っていました。
協業するメーカー、職人、
クリエイターなど多様な人々とのつながりが着々と広がっている意味合いも、
今回の展示の「つづく」という言葉に重ねられているようです。
ミナペルホネンは刺繍を主とするオリジナルの図案(モチーフ)からまず布をつくり、
オリジナルの布をもとに服を作ってきました。
自身の創り出してきた作品(モチーフ)をすごく大切にしていらっしゃる姿、
またその作品の制作に関わる人との協業の姿勢、ミナの服を大切に着続ける方の想いなど、
様々な展示からモノづくりに対する想いや世界観に触れることができ、
なんだかすごく感動して、さほど興味もなかったブランドが好きになりました。
製品のストーリーとたくさんの人に触れ、知ってもらうことの大切さを感じました。
ミナペルホネン~つづく~
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/