スタッフブログ
江戸時代の名残り
公開日:2020年11月13日(金)
みなさま、こんにちは。
今回ブログ担当の(ふ)です。
国道296号線、通称成田街道に石燈篭が立っています。
初めて見るに人には「なぜ、こんなところに?」と不思議に思うかもしれませんが、
地元民には馴染みの光景ですで、これが何なのが調べたこともありません。
改めて説明書きを読むと、これは、「成田堂道標と常夜燈」といわれるものだそうです。
中央奥の常夜燈は文政十年(一八二七年)に、
この場所にあったお店の前に建てられたものだとか。
そのお店は加賀清水の水を汲み、
茶を振る舞って繁盛したと伝えられていますと書かれています。
加賀清水?ということでグーグプマップで探すと、
ここから3分ほどの場所に「加賀清水公園」がありました。
これまた説明書きによると第八代佐倉城主大久保加賀守忠朝
(一六七八年~一六八六年)が愛飲し、
江戸への往来時に必ず立ち寄ったところから「加賀清水」と
呼ばれるようになったと伝えられているとありました。
江戸時代からここにあるのかと思うと感慨深いです。
皆さんの身近にも探すと昔の名残りがあるかもしれません。
ちなみに事務所の近くの佐竹商店街一帯は、
江戸時代の秋田藩主・佐竹氏の江戸上屋敷があったそうです。