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癒しの音色
皆さま、こんにちは。今回のブログ担当(よ)です。
以前に私の趣味をご紹介させていただきましたが、第二弾、三味線です。
古臭く暗い、眠くなる・・・というイメージがありますが
最近ではロックバンドやオーケストラとの共演もされており
以前より身近な音楽になってきているのではないでしょうか。
私が習おうと思ったきっかけは
ある高齢者施設の裏に楽器ケースが粗大ごみとして捨てられていて、中には古い三味線が。
聞いてみると、施設内では弾けないし、売るのも大変で逆に費用がかかってしまうから、と。
捨てるなら頂けませんか?と交渉成立。
皮は破れていて、カビも生えていましたが
修理に出し、家の近くにあった三味線教室に通うことにしました。
三味線にはいくつか種類があって、
発展してきた背景や、楽器の種類(棹の太さや、大きさ)も違います。
私の習っているのは「長唄」(歌舞伎のバックミュージック)です。
三味線はその名の通り、弦が3本ですが
基本的には3種類の調子(音階のようなもの)があり
曲の途中で変えたりしながら弾くことができるので、音域はかなり広がります。
ピアノの様に「ドはここ」ときっちり決まっておらず
だいたいこのへんを押さえるといった感じで、最初は微妙に音がずれてしまい
難しいなと思いましたが、先生とぴたっと合うと快感です。
三味線の魅力は、音色や曲調でしょうか。私はものすごく癒されます。
寂し気な音から嵐のような激しい音、お囃子などの軽快な音。
様々な表現ができます。
最近一番テンションがあがる弾き方は、ほろ酔いで好き勝手に弾くこと。
前世はお座敷で芸者さんの後ろで弾いてた人だったのかも(笑)
私がずっと続けていきたい趣味のひとつです。
皆さまも時には三味線の音色を楽しんでみてはいかがでしょうか。