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図解は大事です
皆さま、こんにちは。
自分の考えを整理するのにも、人さまにご説明するのにも、
“図解”って大事だなぁと改めて感じている今日この頃のブログ担当(さ)です。
先日書店に立ち寄ったところ、面白そうな表紙が目に留まったので
購入してみました(kindleですが…)。
3月出版の近藤哲朗・沖山誠共著/岩谷誠治監修『会計の地図』(ダイヤモンド社・2021年)
という200ページ余りの書籍(以下、本書籍といいます。)です。
商藤哲朗・沖山誠共著/岩谷誠治監修『会計の地図』(ダイヤモンド社・2021年)
会計初心者向けですが、理解しにくい会計用語や財務分析用語をシンプルに図解することで、
個々の用語と相互の関係性などが把握しやすくなっていると思います。
一連の図解を会計の“地図”と表現されているところがとても印象的です。
弊所でも試算表や決算書、申告書類の意味や数字をお客さまにご説明する機会は
もちろん多々あります。
グラフや樹形図などを駆使したオリジナルの『月次決算書』などを用いて
分析内容や着眼点の見える化に努めているところです。
弊所『月次決算書』の一部
弊所の『月次決算書』は、カラーや3Dグラフなどを駆使して“映え”も意識した図解構成を
多用していますが、例えば利益感度分析を基本からご説明する際には、本書籍にあるような
シンプルな図もご用意しています。
商品単価アップが実現した場合の経常利益の増え方を図で表現
本書籍の著者は「おわりに」で、「わかりやすさ」と「正しさ」のバランスを
意識した旨を書かれています。
会計や税務の世界には難解な用語や複雑な論理構成などが数多くあるため、
わかりやすくシンプルにご説明しようとすればするほど、
正しさや的確さから遠ざかるように感じるケースもあって、頭を悩まします。
よい例はどんどん換骨奪胎し、少々のオリジナリティを織り交ぜながら、
これからもより良い資料のご提供に努めてまいります。