スタッフブログ
食卓の名脇役
みなさま、こんにちは。今回ブログ担当の(か)です。
私が今はまっているのは、ノンアルコールワインです。
元々ワイン好きなのですが、コロナ禍のアルコール提供制限で、
幾度かノンアルコールワインを飲む機会がありました。
そして、今までの既成概念が打ち砕かれました。
これは、まったく新しい生活スタイルを提案する飲料です。
と言うと大げさですが、美味しいものが沢山あることに驚きました。
その製造方法は大きく2種類。醸造されたワインのアルコールを後から抜く方法と、
はじめからアルコールを入れずに製造する方法です。
前者はアルコール分は1パーセント未満で残っている場合が有ります。
いずれにしろ、ワインの香りや風味をそこなわないよう手間のかかった飲料です。
そこで、私が最近トライしてみたものを紹介します。
ジョエア(フランス)
醗酵が始まらないように低温で管理する製法で、
樽や酵母がシャンパーニュの風味を再現しているとのこと。
シャルドネのオーガニックスパークリングです。
アルコール分は0.1パーセント未満。
スパークリングは、やはり華やかで、のどごしもさわやかです。
ヴィンテンス(ベルギー)
柑橘系の香りで、さっぱりした白ワインです。
後からアルコールを0パーセントまで除去していますが、シャルドネの風味があります。
プティ・エトワレ(フランス)
ぶどうはカベルネを醗酵させずに使用し、防腐剤や酸化防止剤は入っていません。
ピンクの美しいこのワインは、ほんのりした甘さで、どんな料理にも合います。
勝沼グレープルージュ(日本)
これは、混合果汁入り飲料で、酸化防止剤が入っています。ワインの風味はないのに、
ジュースのさわやかさもない、残念な飲料という感想です。
赤ワインは白やロゼより難しいのかもしれません。
ワインは週末のお楽しみでしたが、
冷凍食品を解凍して簡単に済ませるような平日の遅めの夕食に、
ノンアルコールワインは色を添えてくれます。
最近は家族の集まりにも、必ずノンアルコールワインを用意します。
次に試してみようと思っているのは「妖精の宴」という山ぶどうの飲料です。
お酒を飲む人も、飲まない人もノンアルコールワインは、
選択肢を広げ、食卓を豊にしてくれる名脇役なのです。